ドイツ vs スコットランド

意外と面子の揃っているスコットランド代表とワールドカップ優勝後から結果残せていないドイツ代表の対戦。
この試合は録画を流し見程度でしたが、前情報通りドイツ代表が押し込む展開となりましたね。
5対1の結果はドイツ代表としては良い出だしとなりましたが、スコットランド代表としては大きな敗北でしたね。
以下感想羅列。

  • 意外と面子豊かなスコットランド代表。この試合のスタメンだとロバートソン(リバプール)を筆頭にアーセナルからソシエダにレンタル中のティアニー。今季プレミアで好成績を残したヴィラに所属するマッギン。古橋等日本人が多く所属するセルティックのマクレガー、ラルストン。ユナイテッド所属のマクトミネイ。ボーンマスで10番をつけているライアン・クリスティー。
    と、面子だけ見ると2024年4月時点のFIFAランクで上位に位置する日本代表(18位)よりも強そう。(スコットランド代表は39位)
  • ギュンドアンは2点目に見事なスルーパスでゴールに絡んだのと3点目のPK取得とアシストにはなりませんでしたが4点目のゴールに絡み、大活躍でした。
  • サネがスタメンで出場することを期待していましたが、ヴィルツとムシアラのプレーを見ていると厳しいかなと思いました。どちらもキレキレですしトランジションも素晴らしかったです。ずっと押し込んでいたこともありますが、本試合のドイツの守備は全体的にボールを奪われてからの反応が早く、シティの試合を見ているような感じでした。サネはシティ時代からそうですが守備がやっぱり課題なんでしょうね。
  • 本試合のMOTMはムシアラとのこと。

スペイン対クロアチア

そこまで大きな差を感じない試合でしたが、結果は3対0でスペインが勝利。
クロアチアはスペインよりもシュート数が4本も多かったことからチャンスが無かったわけではないので、決定力の差が出たのかなと思います。
以下感想羅列。

  • スタメンにレアル2人とバルサ2人しかいないことに時代の流れを感じました。あまり代表選を見ないので、私のイメージは2010年あたりの優勝していたスペインのイメージで止まっていることもあり、あの時代からしたらバルサとレアルのメンバがこれだけというのは少なく感じました。
  • 上記のこともありスペインはティキタカというよりはカウンターだったりサイドで勝負をさせる様なサッカーをしていましたね。
  • 勝利チームのロドリはいつも通りボール奪取にボール回しに安定したプレーを見せていました。PKのシーンはロドリのミスではないので仕方なし。
    最後、足がつったのか途中交代しましたが試合後普通に歩いていたので大丈夫そうですね。
  • コバチッチはロドリとマッチアップすることが多かったですが、いつものようなドリブルで抜いていくようなシーンは少なかったかなと思います。
    2回ほどチャンスを作りましたが、得点には至らずでした。
  • グヴァルディオルはクロアチア代表でもシティと似たような役割を担っており、左サイドの高い位置にいて状況により中にも入ってくるようなポジショニングをしていました。
    攻撃に関しては何度かチャンスを作って確実に効いていました。
    守備面では高い位置を取っていることからヤマルの相手に苦労していたかと思います。ただ、ヤマルに一度ぶち抜かれはしましたが、問題となるシーンはそれくらいかなと。
  • MOTMはファビアンルイス

セルビア対イングランド

ゴールデンシューのケイン、ラリーガMVPのベリンガム、プレミアリーグMVPのフォーデンとスターぞろいのイングランドとヴラボヴィッチ、ミトロヴィッチと攻撃陣に実力者の揃うセルビアの対戦。
面子だけを見たらイングランドが圧倒すると思いきや、ほとんど五分五分の試合になりました。
ビックチャンスはイングランドのほうが多かったですが、うまく連携していたのは明らかにセルビアで、後半は特にセルビアのほうが良かったですね。
筆者はイングランドを応援しているのでイングランドに頑張ってほしいですが、今日の内容だとこれからの試合厳しくなってきそうですね。
こんだけ面子が揃っていてつなぐサッカーができないのが不思議です。キーパーもとりあえずケインに向かって放り込むみたいな感じなので中盤がスカスカなんですよね。
アーノルドのボランチもそんなに良いとは思えないんですよね。ライスの負担が大きくなりますがライスワンボラとかのが上手く回りそう。
以下感想羅列。

  • 味方になってわかるライスの良さ。特に守備面での予測だったりがすごくいいですね。もちろんロドリとは違うタイプにはなるんですが、ライスならシティでも問題なくプレーできたのを感じた試合でした。まあ彼はアーセナルを選んだんですが。
  • 前線3人が全員微妙でしたね。ケインシュート1本、フォーデンとサカは0本というスタッツ。結構流動的にやってましたけど、あんまり上手くいっていなかったですね。
  • フォーデンは交代されなかったのが不思議なくらい良くなかったですね。欲しいシーンでボールがもらえず不満を現すシーンが多々ありました。トリッピアとの相性もそんなに良くはなさそう。
    元々左の時はシティでもそんなに良くないんで、このまま左で使うくらいならベンチとかのが良いのかもしれませんね。
    個人的には真ん中メインで使ってほしいですけどベリンガムがいるので無いでしょうね。
  • ウォーカーは守備でクリーンシートに貢献しました。個人としても問題はありませんでした。一度素晴らしいオーバーラップがありましたが、クロスに誰も詰めていなかったのが残念でしたね。
  • ストーンズはシティでの偽CB的な役割ではなくて純粋なCBとしてプレー。無失点に貢献しました。シティの時のような持ち運ぶようなプレーは無かったですね。
  • MOTMはベリンガム

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