トピックス
- 昨シーズンは1分1敗。負けた試合は85分まで勝っていてヌネスのPK献上から大崩れした試合でした。
- 移籍市場ですが、ドンナルンマが加入しました。トラフォードがいるので正直補強ポイントはそこなのか微妙なところはありますが、ワールドクラスのキーパーが獲れたのは確実に戦力になると思います。
- シティから離れた選手でいうとエデルソンはフェネルバフチェにアカンジはインテルに移籍しました。
- エデルソンに関しては世代交代で放出の判断は間違っていないと思いますが、アカンジに関してはDF陣の怪我が多かった昨シーズンなので残すか一人代わりにDF取るかをして欲しかったです。
- 代表でルイス、オライリー、マルムシュ、ストーンズが怪我しましたがマルムシュとストーンズ以外は戻ってきてくれて良かったです。
- ムカサ、ムフニとアカデミーの選手がベンチ入りしているのが、シティの今の懐事情といったところですかね。
- フィリップスがプレミアリーグの登録メンバに入ったそうです。怪我で移籍先が見つかりませんでしたが、怪我人のことを考えてフィリップスのことも戦力として考えているようです。
- 怪我人:コバチッチ(アキレス腱手術/9月ごろ復帰予定)、シェルキ(不明)、マルムシュ(膝の靭帯)
スタメン
CF:ハーランド
OMF:フォーデン
OMF:ラインデルス
LMF:ドク
RMF:ベルナルド
DMF:ロドリ
RB:クサノフ
CB:ディアス
CB:グヴァルディオル
LB:オライリー
GK:ドンナルンマ
前半
試合開始前に長い間円陣を組んでいました。ディアスが熱く話しているところをみると次のキャプテンはディアスになりそうと感じました。
18分フォーデンの右へのサイドチェンジからベルナルド、クサノフ、ロドリと繋いでロドリの縦パスをドクが右ペナルティエリアで受けドリブルを仕掛ける。一人抜いて右のゴールラインからハーランドに出したクロスは相手に当たるが、戻ってきた球を再びクロス。走りこんだフォーデンがヘディングで左枠にゴールを決める。
ドクは今日左ですが、張る感じでは無くて結構中で受けています。得点時の右にいたことといい、立ち位置が良い感じです。
試合の展開としては開いた展開となっており、カウンターのさしあいといったプレミアリーグらしい流れとなっています。
シティ、ユナイテッドどちらもチャンスは作れており、最後の所の質がどちらも良くないところが、最近の両者の試合結果を物語っていると感じます。
前半終了。シティは前半、相手のペースに飲まれてらしくない早い展開が多くなっていましたが、少し後半は落ち着きました。
フォーデンのパフォーマンスは素晴らしく、昨シーズン含めても一番良い出来くらいの良さがありました。
全体的に雨のせいかパスの質が悪く、嫌な形でカウンターを食らうことも多々あったので後半は調整しないと失点しそうです。
ゴール期待値はどちらも0点台ですが、見ている感じだとゴールがもう少し入っててもおかしくなかったと思います。
後半
交代なしで開始。
53分フォーデンの縦パスからドクが相手を抱えた状態でハーランドへ縦パス。抜け出したハーランドがキーパーとの一対一を落ち着いて右枠にループを決める。
56分のハーランドの猛プレスがハマって決定機を迎えたシーンはこの試合にかけるハーランドの気持ちが見えて良かったです。クリアを4回したシーンも見どころでした。
61分ゴラッソになりそうなシュートをドンナルンマがビックセーブ。やはり凄い。
後半の入りはユナイテッドのほうが良かったと思いますが、65分時点でシティペースになっています。
68分押し込まれているところからベルナルドとハーランドのプレスがハマりユナイテッドのボールが乱れて、ベルナルドにボールが入る。そのままベルナルドは無人の相手エリアにパス。ハーフウェーギリギリに走っていたハーランドがボールを受けて、そのまま持ち込み左隅にゴールを沈める。
77分ドクとロドリに代えてゴンザレスとサヴィーニョがIN。
88分ベルナルドとハーランドに代えてボブとアケがIN。
総評
3-0で勝利。連敗している中でしたが、良い形での勝利でした。
今日は試合開始の円陣から試合中の選手同士の鼓舞だったり、チームの雰囲気が良かったです。
ドンナルンマがキーパーになって明らかに変わったのはキーパーがボールを持った時に無理をせずハーランドめがけてのロングボールを多用するようになったと思います。最近は前からくる相手が増えて、キーパーの負担も増えてきたので、この戦術のほうが安全で良いと思います。
ポゼッション率は44%とシティとしては低く、戦術が変わったことがここからも見受けられます。試合を見ている中ではここまでポゼッションに差があるようには見えなかったので、上手くやれていたのかと思います
ゴール期待値はシティが1.88、ユナイテッドが1.56と期待値よりもシティが得点を決めた結果となりました。個人的には5点6点入っていてもおかしくなかったので、もう少しシティの期待値が高くても良かったと思います。
ハーランドは今日のユナイテッド戦で2ゴール決めたので通算8ゴール。8ゴールはアグエロと並んで1位タイとのこと。ハーランドはユナイテッドと相性が良いです。
フォーデンも試合を通して高パフォーマンスでプレミアリーグ最優秀選手だった頃のようなプレーをしていました。これが続くと良いですが。
クサノフは足が速いので裏への対応に強く、対人も強いので右サイドバックでスタメンになってくれると嬉しいです。ウォーカーを彷彿させるプレーがいくつかありました。
オライリー左サイドバックでのプレーがやっぱりいいですね。左サイドバックならワールドクラスになれそうな気がするんですよね。ドクとの相性はアイトヌーリよりいいと思います。
試合後、ドンナルンマとクサノフとラインデルスが仲良く話していました。ドンナルンマは加入したばかりですが、問題なくチームに入れているようです。クサノフも言語面の問題は改善してそうです。
採点
選手名 | MOM(3名選出) | 決定機逸 | キーパス | 評価 | 内容 |
ハーランド | 〇 | 2 | 1 | 9.5 | 2ゴール。攻守に躍動。クリアで何度もチームを救った。プレイヤーオブザマッチに選出。 |
フォーデン | 1 | 8 | 1ゴール。ハーランドの2点目にも絡む。ボールを持った時のプレーがプレミアリーグ最優秀選手に選ばれたときに重なるくらいの調子の良さを感じさせた。 | ||
ラインデルス | 2 | 7 | 良いプレーを要所でいくつも見せたが得点に絡むことはできなかった。チャンスはあったので決めたかった。 | ||
ドク | 〇 | 4 | 9 | 2アシスト。決定機もいくつも作る。ハーランドとの連携に取り組んでいるらしいが、それが功を成したのかもしれない。 | |
ベルナルド | 1 | 8 | 1アシスト。前半はキープに苦労していた。後半は一方的な展開になったこともあり、問題は無かった。 | ||
ロドリ | 8 | 前半は難しい形での受けや、らしくないミスが目立ったが、後半は調整できた。守備も良かった。 | |||
クサノフ | 8.5 | 前半はスローインが上手くいかなかったりファールを製造したりと苦労しているところもあったが、対人面で素晴らしかった。 | |||
ディアス | 8 | 試合を通して集中できていた。相手のフォワードに殆どプレーをさせなかった。 | |||
グヴァルディオル | 8 | ボールを持った時の選択肢が多い。グヴァルディオルの良いところを再確認できた試合だった。守備面でも問題なかった。 | |||
オライリー | 8 | エンベウモといった難しい相手だったが、活躍を最低限に抑えた。ボールを持ったときの落ち着きや体の強さも見せた。 | |||
ドンナルンマ | 〇 | 8.5 | ハイボールの処理、エンベウモのボレーに対するシュートストップどちらも素晴らしかった。ボール保持時も無理をせず、目立ったミスは無かった。 | ||
ボブ | 1 | ー | 出場時間短いので評価なし。 | ||
スタッツ
ゴール | 被ゴール | シュート | 被シュート | ポゼッション | CK | CKからの得点 | PK取得 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | 0 | 13 | 12 | 44 | 2 | 0 | ー |