トピックス
- 新シーズン開幕。昨シーズンは2勝しましたが、どちらも1点差の接戦。ウルブスは苦手なイメージがあります。
- プレーシーズンはクラブワールドカップがあったこともあり合流が遅く、公開された試合はパレルモ戦だけでした。
パレルモ戦ではハーランドが1ゴール、ラインデルスが2ゴールを決め勝利を納めました。 - 移籍周りは主要なところでいうと、デブライネがナポリに完全移籍したのは勿論ですが、ウォーカーはバーンリーへ完全移籍、レイスはジローナへレンタル、マカティがノッティンガム・フォレストに完全移籍(再売却と買戻し条項つき)、グリーリッシュがエバートンにレンタル移籍しました。
マカティの移籍は正解だと思います。シティだと出場機会が限られるので外で成長して戻ってきて欲しいです。パーマーの件も踏まえて今回は買戻し条項をつけているのは安心です。
グリーリッシュは昨シーズンはペップに少し冷遇されて可哀そうだったので、エバートンで本来の輝きを見せて欲しいです。 - 怪我人:ストーンズ(怪我/4月末復帰予定だった)
- 他移籍にの状況としてはエデルソンとサヴィーニョ辺りが移籍しそうな動きを見せています。今日の試合ベンチ外ですし。あとは、ルイスも噂が出ています。
エデルソンとサヴィーニョについてはスカッドも増えてきたこともあり、割とどちらでもいいなと思っています。ルイスについては今一つ殻を破り切れていないので、一度外に出して成長を促すのもありかと思います。 - シティとしては今季はエデルソンと戻ってきたトラフォードを併用して来季からトラフォードを正ゴールキーパーに添えようと考えていたのかと思いますが、エデルソンの移籍の噂により予定が変わったように思います。パレルモとの試合はエデルソンが後半から出てオルテガはベンチ外でしたしね。
- フォーデン、今季は調子を戻してほしいなと思っていますが、いきなり怪我でスタートダッシュし損ねてます。
- 試合開始前は元ウルブス所属で交通事故で亡くなったディオゴ・ジョタへの黙とう。ベルナルドとディアス、ヌネスはポルトガル代表で同じチームでした。
- 怪我人:ロドリ(鼠径部を痛めた/3試合くらいとの報道)、コバチッチ(アキレス腱手術/9月ごろ復帰予定)、グヴァルディオル(体調不良)、フォーデン(足首を痛めたが軽傷とのこと)
スタメン
CF:ハーランド
OMF:ラインデルス
OMF:ベルナルド
LMF:ドク
RMF:ボブ
DMF:ゴンザレス
RB:ヌネス
CB:ディアス
CB:ストーンズ
LB:アイトヌーリ
GK:トラフォード
前半
ルイスの右サイドバックが不安ですが、それ以外は驚きはないスタメンとなりました。
ペップがボブに期待していたのは昨シーズンから分かっていましたし、私も期待しています。
ただ、そうなってくるとシェルキとマルムシュの扱いが難しいです。個人的にはデブライネの後継者はプレースタイル的にシェルキになるそうだなと感じてたりするので。。
開始直後からルイスは偽サイドバックとして攻撃時は中に入っています。この辺りは昨シーズンと同じです。
34分、ラインデルスが中盤からドリブルで一人はがし、一人ひきつけ高い位置から抜け出したルイスに浮き球でパス。PA内の裏を抜けた位置で受けたルイスがゴール前にマイナス。待ち構えていたハーランドが流し込むだけのゴール。
37分、自陣の中盤でボールを奪ったボブがそのまま持ち運び、左で抜けようとしたラインデルスにパス。ラインデルスは相手右PA外からダイレクトシュートを打ち右枠隅にゴールを決める。ゴラッソ。
前半終了の笛がCKのタイミングで鳴るという珍しい判定。今日の審判はルイスに対しての後ろからのプッシングをファールにしないなど少し不安。
前半はポゼッション62%、ゴール期待値2.06と実際2点を決めているのでスタッツ通りの出来でした。
見ている分にはオフサイドになりましたがゴールだったり相手の決定機があったので、全く問題なかったとは言えませんが、全体的に試合をコントロールはできていたと思います。
後半
交代なしで開始。
61分トラフォードからのフィードをラインデルスが自陣センターサークル付近で受け、右のボブに展開。受けたボブが抜け出したラインデルスにパス。右サイド深くでラインデルスが左斜め後ろにパス。走りこんだハーランドが相手左ペナルティエリア外からシュート。強烈なシュートはキーパーの手をはじきゴールに収まる。
ゴール後相手のラーセンとルイスが揉める。原因は不明。
66分ベルナルド、ドク、ルイスに代わってオライリー、ヌネス、マルムシュがIN。
73分ハーランドに代わりシェルキがIN。
81分シェルキのパスミスからごちゃごちゃしたが、ボールがまたシェルキのもとに戻り、少し運んでペナルティアークからシュート。左隅にゴールが決まる。
シェルキはミドルが本当に上手い。
82分ストーンズに代わりクサノフがIN。
総評
4-0で勝利。
開始20分くらいまでは苦しみそうだと感じていましたが、最終的な結果は完勝でした。
ロドリが不在でしたが、昨シーズンと比べて良い試合だったと思います。
ゴンザレスがロドリの代わりとして上手くやっていたのは勿論、ベルナルドとラインデルスがどちらもボックストゥボックスの選手なので、上手く攻撃に守備に回っていたのかと思います。
走行距離がウルブスよりも9kmも多いことからも、その辺が見受けられます。
初戦は大勝となりましたが、このまま次の試合も勝ちたいところです。
次の試合はトッテナム。昨シーズンまでブレントフォードでシティを苦しめたトーマス・フランク監督が今シーズンからトッテナムを指揮しているのが嫌な感じです。。
今日の試合をみてフォーデンのスタメンは大分厳しいなと感じました。今日の中盤がすごく良かったので、使いどころが無いような気がします。
採点
選手名 | MOM(3名選出) | 決定機逸 | キーパス | 評価 | 内容 |
ハーランド | 〇 | 1 | 8 | 2ゴールの活躍。2点目はハーランドらしいゴラッソだった。 | |
ラインデルス | 〇 | 1 | 9 | 1ゴール1アシスト1得点関与と大車輪の活躍。裏抜けをよくするので、昨シーズン不満だった点を解決してくれる選手になりそう。 | |
ベルナルド | 1 | 8 | いつも以上に走っているように感じた。攻撃に守備に活躍した。 | ||
ドク | 5.5 | 大人しかった。いつものような仕掛けは少なかった。 | |||
ボブ | 1 | 7 | 1アシスト。シティの良い形での攻撃は右から始まっていた。 | ||
ゴンザレス | 〇 | 8 | 試合をコントロールしていた。素晴らしい活躍だった。 | ||
アイトヌーリ | 7 | 期待するような攻撃での活躍は無かったが、守備で頑張っていた。 | |||
ディアス | 8 | 無失点に貢献。個人で危ないところは無かった。 | |||
ストーンズ | 8 | 無失点に貢献。ライン管理を頻繁に気にしてウルブスの裏抜けに対応できていた。 | |||
ルイス | 1 | 8 | 先制点のアシストを記録。特に攻撃面で活躍していた。 | ||
トラフォード | 8 | 前への飛び出しや良いセーブを見せた。3ゴール目のフィードは素晴らしかった。 | |||
シェルキ | 8 | 途中出場から8分で結果を残す。ミドルが本当に上手い。 | |||
スタッツ
ゴール | 被ゴール | シュート | 被シュート | ポゼッション | CK | CKからの得点 | PK取得 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
4 | 0 | 15 | 9 | 58 | 5 | 0 | ー |