前書き

この記事では選手ごとの個人的な感想を記載していきます。
この記事はDFとGKの感想となります。
※後半戦始まっちゃったんで前半戦時点の感想といった体で書きます。
※記事の中では「決定機逸」と「キーパス」の項目がありますが、私の主観での項目になっています。決定機でも難しいボールだったりミドルシュートだったりといった難度の高いものは含めておりません。
※「決定機逸」「キーパス」「採点平均」についてはプレミアリーグ(PL)のみのものとなっています。

ゴメス

試合数:1
決定機逸:0
キーパス:1
採点平均:7.0(中央値:6.2)

プレミアリーグでの出場は1試合途中出場とだけとなっているが、
その試合でアシストを記録している。
U-21欧州選手権では得点王になるなどWGとして使われており優秀な選手なのだが、
シティではSBでプレーしていて、それでいいのかといった感じである。
シティに来てからアシストや雰囲気のあるミドルなど良いところは見せてはいるが、
レギュラーになれる感じではない。
どことなくジンチェンコを彷彿させる感じである。
さっさとレンタルなどで出ていったほうがゴメスのためかなと感じている。
アルバレスと一緒にいるシーンがシティのTeamCamとかで良く見られる。

グヴァルディオル

試合数:14
決定機逸:2
キーパス:1
採点平均:6.2(中央値:6.2)

今季加入のライプツィヒから来たクロアチア人。
ワールドカップでは期待の若手として取り上げられることも多く、メッシに良い感じにやられてしまったので、そのシーンを見る機会が多くなっている。
昔のボアテングほど酷い対応ではないが。
ワールドカップではフェイスガードをしていたこともあり、どんな顔しているか知らなかったが、取ると結構かわいい顔をしている。
そんな期待されて加入したグヴァルディオルだが、期待していることが感じられる出場機会を得ている。
本職はCBとなるが、ほとんど左のSBとしての出場となっている。
対人は強いところを感じるが、まだプレミアの縦の速さには慣れていないのか裏をやられるシーンが散見される。
それでも1年目の選手としては期待通り良い活躍をしていると言える。
攻撃性能も悪くなく難しい斜めのパスをバイタルあたりで出している。
アケよりは運ぶ力はあるなといった感じ。
やれるところは前半戦見せてもらったので、後半戦はもう少しを期待したい。

アカンジ

試合数:14
決定機逸:0
キーパス:2
採点平均:5.8(中央値:6.2)

昨シーズンのお買い得品。
今シーズンは昨シーズンと比較すると少し劣るかなといった感じ。
特に前半戦の初めのころは調整ミスったのかなと感じるくらい体が重そうに感じた。
また、本職ではないので仕方ないが偽CB時のプレーがストーンズと比べると大分落ちるように感じる。
正直うまくいっていないと思うのでやめたほうが良いレベル。
シティのCBにしては珍しく足が速く、相手によってはファーストチョイスになると思うので、
昨シーズンと同様のパフォーマンスを見せてほしい。

ディアス

試合数:14
決定機逸:2
キーパス:1
採点平均:5.8(中央値:6.2)

シティのディフェンダー。キャプテンの一人。
ちょっと今シーズンはらしくないシーンが目立つ。
簡単に入れ替われたり、シュートブロックに入ったが当たったボールがそのままゴールになったりと、
昨シーズンではあまり見なかった良くないシーンが多い。
それでもシティに不可欠な選手であることは間違いないので、後半戦は昨シーズンの調子を取り戻してほしい。

ストーンズ

試合数:5
決定機逸:0
キーパス:0
採点平均:5.6(中央値:6.2)

今年も怪我。怪我が多すぎてまともなパフォーマンスを見せる機会がほとんどない。
昨シーズンのCL決勝ではケガしていなくて本当に良かった。
CBが多いシティの台所事情なので誰も気にしていないが、ストーンズが計算できないのは問題があると感じる。
今シーズン関係なくどうにかしてほしい。

アケ

試合数:13
決定機逸:1
キーパス:3
採点平均:6.1(中央値:6.2)

サラーを抑えるなど安定した対人の強さを見せた。
が、ウルブスのネトにはチンチンにされてしまった。
DF陣の不調に引きつられてかアケ自身も調子がいいかといわれるとそうでもない。
特にボールを保持しているときのアケのところで息詰まる感は試合中結構感じるところである。
後半に向けては引き続き左SBで使われる機会が多いと思うので、ビルドアップの改善を期待したい。

ウォーカー

試合数:19
決定機逸:0
キーパス:5
採点平均:6.2(中央値:6.2)

DFで唯一の全試合出場。
なぜか今季の第1キャプテンとなった。意外と選手内での人望があるのだろうか?
プライベートやピッチ内でのふるまいを見ているとそんな感じはしないのだが。
プレーに関してはいつも通り足は速いが、昨シーズンほどの絶対的な対人の強さといったところをあまり感じない。
キャプテンになったことで何か変わったかというと、そういうのも感じない。
DFでの平均点は出場数からすると高いが、シェフィールド戦での失点みたいにしょうもないミスをするシーンもある。
後半戦はキャプテンらしいところを見せてほしい。

エデルソン

試合数:18
決定機逸:0
キーパス:0
採点平均:6.3(中央値:6.2)

シティの試合展開的にほとんどの時間を攻めていて、カウンターを食らっての決定機みたいなシーンが多いので、
あまりセーブをするシーンも少なく、シュートを打たれること自体がほとんどないのだが、
それだけに点を決められた時のエデルソンの対応に目がいってしまう。
チェルシー戦がいい例でビッククラブのキーパーなら止めてほしいみたいな試合もあったりする。
これに関してはエデルソンがシティに来てからずっと感じてはいるので、こんなもんと割り切るしかないかなとも思っている。
エデルソンの場合上記のように割り切ることができる理由は、それを気にさせないビルドの良さといったところがあると思う。
ただ、今シーズンはそのビルドも陰りが見えているのが気になるところ。
下手すりゃオルテガにスタメンとられるかも。

オルテガ

試合数:1
決定機逸:0
キーパス:0
採点平均:6.5(中央値:6.2)

昨シーズンはエデルソンの控えとしてFAカップの優勝に貢献した。
今シーズンはカラバオ早期敗退により出番が減ってしまったが、出場したら高パフォーマンスを見せている。
相手のハイプレス時にパスミスが少し出ることはあるが、エデルソンもミスすることはあるから気になるレベルではない。
オルテガはどちらかというと1対1の強さやセービングが良く、身長が186cmとビッククラブのGKとしては物足りなさはあるが、
セカンドキーパーとしてはもったいないレベルにあると思う。
個人的にはエデルソンのパフォーマンスが落ちていればオルテガにチャンスを与えてほしい。
良いオファーは来ているのと思うので来シーズンあたり出ていくのではないかなと思われる。

総評

DFに関しては、調子が悪いと言えどスカッドは他ビッククラブと比べても見劣りしないのでいじる必要はないと思う。
GKに関してもエデルソン、オルテガどちらが出ていても大きな違いはないと感じているので、そこも問題ない。
細かいミスや軽さといったところを修正できれば、DF陣は問題ないと思うので後半戦はその辺を調整することを期待しています。

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