トピックス

  • 昨シーズンはバーンリーがチャンピオンシップにいたため、対戦なし。トラフォードの前所属先で、現在ウォーカーが所属しています。
  • ミッドウィークのカラバオカップは2-0で勝利。フォーデンが1ゴール1アシストと活躍。今季は復調の兆を見せています。この試合では2023年12月以来、フィリップスが出場しました。
  • オライリーが2030年まで契約を延長。私の中ではオライリーが左サイドバックのファーストチョイスなので、これは嬉しいです。
  • サヴィーニョも2031年夏まで契約を延長する方向になるとのこと。これは正直驚き。サヴィーニョは期待よりも活躍できていないと思っているので、冬放出する可能性も0じゃないと思っていました。
  • コバチッチが復帰してベンチ入り。昨シーズンのFA杯の決勝から欠場していたので、やっと戻ってきたといったところです。
  • ドンナルンマが昨シーズンの最優秀GK賞を4年ぶり2度目の受賞。PSGでCLを獲得したこともあり、受賞は妥当な結果でした。
  • 怪我人:シェルキ(不明)、マルムシュ(膝の靭帯)、アイトヌーリ(不明)、クサノフ(3試合ほど欠場)、ロドリ(モナコ戦から復帰予定)

スタメン

CF:ハーランド
OMF:フォーデン
OMF:ラインデルス
LMF:ドク
RMF:サヴィーニョ
DMF:ゴンザレス
RB:ヌネス
CB:ディアス
CB:グヴァルディオル
LB:オライリー
GK:ドンナルンマ

前半

バーンリーは開始から5バックを敷き、べた引き。相手ハーフコートでの展開が続く。
12分ドクが強引な形でのドリブルからウォーカー含めて2人抜いて左サイドからシュート。キーパーがはじいたボールをフォーデンが押し込んでゴール。フォーデンが押し込んではいましたが、最後に当たったのは相手選手なのでオウンゴールとなりました。
ドクは本当に今季左サイドでキレキレです。
38分左サイドからマイナスのクロスを相手がシュートを打つ。打ったボールはディアスに当たり跳ね返ったボールが左隅に入ってしまう。
20分くらいから跳ね返りを相手に奪われてゴールに迫られていたので嫌な感じはありましたが、ワンチャンス決められてしまいました。
前半はポゼッション69%。ゴール期待値はシティが0.89、バーンリーが0.29でした。シティのほうが1はあってもいいかなといった位だったので妥当なスタッツです。
後半もこのままでいいと思いますが、点が欲しいときの交代枠がボブしかいないのが、今のシティの問題ですね。

後半

交代なしで開始。
61分左のドクからのマイナスをペナルティーエリア内でキープしたフォーデンがボールを下げる。下げたボールをグヴァルディオルがふわりとしたボールを右ペナルティエリア内に上げる。
上がった位置にいたハーランドがヘディングで競り勝ち中に落とす。そこにいたヌネスが豪快に蹴りこみゴールが決まる。
ハーランドの落としに対して中にいたのはヌネスとオライリーでした。後半は明らかに両サイドバックが高い位置を取るようになっています。
73分サヴィーニョに代えてボブがIN。
65分ペナルティアークあたりで受けたフォーデンが巧みなターンから右のヌネスに出す。ヌネスはダイレクトで中へ折り返すと走りこんだボブが流し込んでゴールを決める。
ボブのシュートは当たったか当たっていないか微妙で、相手の足に当たっていることもあり、このゴールも一点目と同じく相手のオウンゴールとなりました。
70分グヴァルディオルに代えてアケがIN。交代後グヴァルディオルにペップが長い時間会話していました。パスに悩んでいるところがいくつかあったのでその辺りの指摘ですかね。
3点目入ってから少しオープンな展開が多くなってます。
83分ラインデルスとオライリーに代えてベルナルドとルイスがIN。
90分左でドクが持って仕掛けてマイナス。ハーランドが深いところから一歩戻りながらシュートを打ってゴールを決める。
バーンリーがクロスの時に横一線で並ぶのを利用したドクのマイナスとハーランドのゴールでした。
93分相手が高いボールの処理で二人重なったところボールが後ろにそれるミス。それを読んだハーランドがそのまま持ち込んでゴールを決める。

総評

5-1で勝利。2点目が決まるまでは重い展開でしたが、決まってからは大きく試合が動いて大差で勝利となりました。
バーンリーは2失点目まで上手く守れていましたが、オウンゴール2本が試合を決定づけたと言えます。
シティは両サイドバックが空いてペナルティエリアに入るくらいにラインをあげていましたが、2点目までは得点の気配が薄く、よく決めてくれたといったところです。
この試合はウォーカーとドクのマッチアップが何度もあり、見ごたえがありました。この試合ドクが完全に奪われるといったシーンが無かったのでドクに軍配が上がりました。
最終的なポゼッション率は68%。ゴール期待値はシティが2.09でバーンリーが0.40で得点差ほどの差は無かったですが、勝利は妥当な結果でした。
今回の勝利でシティは暫定4位に上がりました。他の試合結果で8位くらいまでは下がりそうなので、このタイミングでの結果は意味があまりありませんがCL圏内は見えてきたとは言えます。
ちなみにバーンリーのエステーヴは1試合に2回オウンゴールをした6人目の選手となったそうです。

採点

選手名MOM(3名選出)決定機逸キーパス評価内容
ハーランド218.52ゴール1アシストの活躍。結果だけを見ると大活躍ですが、試合終盤まで相手の守備に苦しめられた。
フォーデン72点目と3点目の起点となったシーンはフォーデンらしいプレーだった。狭いところで貰うとやれるところを見せた。
ラインデルス26.5よく走って守備でもよく戻っていた。2度ほどあったミドルのチャンスを枠には持っていって欲しかった。
ドク2291点目の起点と1アシスト、公式のMOTMと大活躍だった。今日はドリブルを奪われることは無かった。
サヴィーニョ5前半初めは良かったが、それ以降は消えていた。
ゴンザレス16.5パス回しで活躍はしたが、もう少し周りを使えそうなシーンもあり物足りないと感じる。
ヌネス83点目の起点と1ゴール。失点には絡むがそれ以上に活躍した。
ディアス6.5失点シーンは災難だったが、それ以外は良く対応できていた。
グヴァルディオル72点目の起点となるクロスは流石。守備面では問題なかったが、攻撃時に持ちすぎるところが少し気になった。
オライリー17ウォーカーと対面するシーンもあったが、フィジカルでも通用するところを見せた。
ドンナルンマ6失点シーンで責任はない。枠内2本だったので出番は殆どなかった。

スタッツ

ゴール被ゴールシュート被シュートポゼッションCKCKからの得点PK取得
5 1 21 9 69 10 0

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