トピックス
- 昨シーズンは2勝1敗。歴史上初めてボーンマスに負けを記録したシーズンでした。
- ミッドウィークにカラバオカップがありました。2部のスウォンジーと対戦して勝利しました。先制はされましたが、ドク、マルムシュ、シェルキとハーランド以外のゴールがあった試合でした。
あと、クサノフとアイトヌーリも復帰して、スタメンで出場していました。 - ロドリも今節からベンチに復帰。これで一通り怪我人が戻ってきたことになります。
- 25歳158日で、フィル・フォーデンはマンチェスター・シティでプレミアリーグ200試合出場を達成した最年少選手となり、ラヒーム・スターリングの記録(26歳284日)を更新しました。おめでたい。
- 怪我人:コバチッチ(ベンチ入りをしていないので本調子じゃなさそう)
スタメン
CF:ハーランド
OMF:フォーデン
LMF:ドク
RMF:シェルキ
DMF:ベルナルド
DMF:ゴンザレス
RB:ヌネス
CB:ディアス
CB:グヴァルディオル
LB:オライリー
GK:ドンナルンマ
前半
48秒ドクが自陣で奪われたところからカウンター。先制されるが、オフサイドの判定。危ない。
試合開始5分経った時点でインテンシティの高い入れ替わりの激しい展開。見ていて面白いです、
ボーンマスはプレッシングが早く、前からハメに来ていて、それが上手くいっているのでシティとしては苦しい展開が続きますが、逆にプレッシングを抜けるとシティのチャンスもいくつか生まれています。
17分ディアスがペナルティエリア内でクリア。そのボールをヘディングでフォーデンがハーランドにパス。ハーランドはダイレクトでゴンザレスにバックパス。ゴンザレスは少し時間を作り自陣センターサークル付近にいたシェルキに浮き球でのパス。シェルキはそれをヘディングで前方へパス。センターライン走り抜けたハーランドがそれを受けてそのままドリブルで走り抜けてキーパーと一対一。左枠にゴールを決める。
25分ボーンマスのコーナーキックからドンナルンマがパンチングを試みるが、パンチングが決まらずゴールを奪われる。ドンナルンマはギリギリまで腕を掴まれてバランスを崩したと抗議したが受け入れられず。審判にカードも取られる。
掴んでいたのは間違いないので、微妙な判定。
33分センターサークル狭いところで受けたフォーデンがダイレクトで横にいるシェルキにパス。それをシェルキがダイレクトで前にパス。右から左に抜け出したハーランドが一人で持ち運び、キーパーと1対1。左に交わしてそのまま流し込みゴールを決める。足が速い。
ボーンマスはセメンヨを中心とした攻撃とハイプレスが強烈で、凄く良いチームです。
対するシティは、ハイプレス対策としてハーランドをターゲットとして上手くプレスを潜り抜けています。前半に関しては全員が良いパフォーマンスで役割をこなしていました。
前半はどちらもあと一点くらい入っていてもおかしくない展開でした。特にシティは決定機が多かったので、もう一点くらい決めて欲しかったです。
後半
交代なしで開始。
60分シェルキからのパスをフォーデンが狭いところでうけて反転。コントロールが少し大きくなるが、ギリギリの所で出したパスが左ペナルティエリア近くにいたオライリーに渡る。オライリーは何度かパスを出すしぐさを見せながら、そのままペナルティエリア内まで持ち込み左ペナルティエリア内で相手の股を抜くシュート。右枠にゴールが決まる。
67分フォーデンとシェルキのコンビでシュートまでいく。凄く関係が良い。
73分シェルキとドクを下げて、ラインデルスとサヴィーニョがIN。
82分ハーランドに代えてマルムシュがIN。
89分フォーデンベルナルドに代えてロドリとアイトヌーリがIN。アイトヌーリは左ウイングに入った。
総評
3-1で勝利。前半はシーソーゲームになりそうな雰囲気も見せたが、思ったよりは締まった試合になりました。
特に前半はインテンシティ高く展開も早かったので、シティの今シーズンの試合で一番面白い試合と感じました。
今日は全員戦えていて、難敵ボーンマスにインセンティブをとれていたと感じます。
加入時から感じていましたが、フォーデンとシェルキは相性が良くシェルキが狭い所でもバンバンフォーデンに通すので、フォーデンが輝いていました。
シェルキに関しては守備の軽い所が凄く不安ですが、思っていてよりも守備をするのでボーンマス相手にこれだけできるところを見ると、スタメンで見ていきたいですね。
ハードワークのラインデルスと得点関与のシェルキどちらを選択するかはペップの腕の見せ所ですね。
今日の出来だとシェルキがスタメンでもいいと思います。
守備陣に関しては今日のメンバ固定で良いと思います。特にディアスとグヴァルディオルのコンビは今季負けなしですし、安定感が凄いです。
オライリーとヌネスも今日の相手にあれだけ活躍できれば、レアルとか相手でも戦えるのではないかと思います。
ゴール期待値はシティが2.21、ボーンマスが0.72。ボーンマスは妥当だと思いますが、シティは少なくとも3あるいは2の後半くらいはあってよかったと思います。
ポゼッションは48%と負けていますが大きな差は無く、展開的にもシティ優勢な試合展開となっていました。
今日一番驚いたのが、シティの走行距離が115.5kmに対して、ボーンマスが107.5となっており、8キロ近く差をつけています。今シーズンよく走っているなとは思ってはいましたが、この辺り若返りの効果が出ているように感じます。
次はミッドウィークにドルトムント戦。週2試合が続きますが、けが人なくボクシングデーまで乗り切って欲しいです。
採点
| 選手名 | MOM(3名選出) | 決定機逸 | キーパス | 評価 | 内容 |
| ハーランド | 〇 | 1 | 9.5 | 2ゴールの活躍。どちらのゴールもハーランドらしいゴールだった。今日は起点となることが多く良いポストプレーを見せていた。 | |
| フォーデン | 1 | 1 | 8 | 1アシストと2点に絡む活躍。今日は欲しい時にボールを多くもらえていた印象。狭い所でもボールが入ると収められる上手さを何度も見せた。 | |
| ドク | 3 | 8 | 今日は抜き切るシーンは少なかったが、ボールを収めたり決定機を何度も作るなど活躍した。 | ||
| シェルキ | 〇 | 2 | 2 | 9 | 2アシストの活躍。ペップがシェルキに期待しているデブライネのような得点に絡む活躍を見せた。今後の活躍も期待。 |
| ベルナルド | 7.5 | 今日は低めな位置でゴンザレスと並ぶ位置での試合だった。良いところでボールを受けて時間を作ることができていた。 | |||
| ゴンザレス | 8 | ここ最近は安心してみていられる。持ち運ぶシーンも見れ、プレミアリーグのスピードに慣れてきている。 | |||
| ヌネス | 〇 | 9.5 | 得点ランキング2位で乗りに乗っているセメンヨ相手に殆ど完封といっていい活躍。足が速いのは勿論、裏への意識が良くなっているので安心して見ていられた。 | ||
| ディアス | 8.5 | 守備ではいつも通り何度もはじき返して問題を作らせなかった。最近は出ている試合すべて安定している。 | |||
| グヴァルディオル | 8.5 | クロスを何度も弾き、オライリーのサポートもこなし、問題となることは無かった。安定していた。 | |||
| オライリー | 8.5 | 1ゴールの活躍。守備でも問題を作らず攻撃で良いところを何度も見せていた。安定している。 | |||
| ドンナルンマ | 5.5 | コーナーキックの失点はドンナルンマに問題があるとは言い難いが、良い対応では無かった。後半素晴らしいセーブを見せるシーンはあった。 | |||
スタッツ
| ゴール | 被ゴール | シュート | 被シュート | ポゼッション | CK | CKからの得点 | PK取得 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 3 | 1 | 14 | 9 | 48 | 9 | 0 | ー |
