トピックス

  • 昨シーズンはプレミアリーグで1勝1分、FAカップの決勝で敗戦といった五分五分の対戦結果でした。プレミアリーグの最後の試合では、オライリーが初ゴールを挙げていました。
  • ミッドウィークのチャンピオンズリーグでは2対1で勝利。これで順位が4位にあがり決勝トーナメント直接インが近づきました。また、オライリーがゴールの活躍もあり、POTMに選ばれていました。
  • ドクが足の怪我でお休み。詳しい情報は出ていませんが、長引かないことを祈ります。
  • こういう怪我があると左ウイングの選手がもう一人欲しいと感じます。ライプツィヒのヤン・ディオマンデやボーンマスのセメンヨが話題にでていますが、どうなるやら。
  • クリスタルパレスには日本代表で好調の鎌田が在籍しており、スタメン起用となります。
  • 怪我人:コバチッチ(かかと手術/3月くらいに戻ってくるはず)、ロドリ(トレーニングには戻っているとのこと)、ドク(不明)

スタメン

CF:ハーランド
OMF:ラインデルス
OMF:ベルナルド
LMF:フォーデン
RMF:シェルキ
DMF:ゴンザレス
RB:ヌネス
CB:ディアス
CB:グヴァルディオル
LB:オライリー
GK:ドンナルンマ

前半

前半開始からクリスタルパレスは前からマンツーマン気味のプレスに来ており、シティが後ろから繋ぐ先がないといったシーンが続く。
シティは前プレで空いた裏へのスペースを狙うが、それがあまりハマっておらず、苦しんでいます。
最近の試合と明らかに違うのが、左サイドの攻撃が全く上手くいっておらず、ドクのいない影響といったものが大きく出ています。
クリスタルパレスは堅守速攻といった形で序盤から裏へのボールを何度も狙ってきており、チャンスは圧倒的にクリスタルパレスの方が多くなっています。
41分ベルナルドが右アタッキングサード深めの所で2人引き寄せて後ろにいたヌネスにボールを下げる。ヌネスはフリーでボールを受けてクロス。ファーにいたハーランドがヘディングで逆に跳ね返し右ゴールネットにボールを沈める。
ヌネスとハーランドのこういった関係は何度も見ているので相性が良いと感じます。相手にチャンスが多くある中で、このゴールは大きいです。
前半終了。左が終始機能していなかったので、そこに本職左ウイングを置きたいのですが、ベンチでできるのがサヴィーニョしかいないのが難しいです。
結構カウンターが多い試合展開になっているので守備しないサヴィーニョを置いた時のカウンターが怖いんですよね。
後半はベルナルドかラインデルス代えてマルムシュを入れて裏狙いに終始したほうが、クリスタルパレスの前プレ対策になると思うんですよね。
前半のゴール期待値はシティ0.20でクリスタルパレスが0.98。期待値通りクリスタルパレス優勢でした。

後半

交代なしで開始。少しフォーデンが中寄りに立ち位置を代えたのとハーランドが守備時に右にいるように感じるが大きな変化は無し。
66分競り合いの中で鎌田がハムストリングスを痛めて交代。同じ日本人として残念です。長引かないことを祈ります。
69分ハーランドのボール奪取したところからカウンター。シェルキが右ファイナルサードでボールを運び、ペナルティアークあたりにいるフォーデンへマイナスパス。フォーデンが受けてから落ち着いてミドル。右枠にゴールを収める。ショートカウンターが成功。
フォーデンはこれでプレミアリーグで4試合連続ゴールとなる。
85分ラインデルスに代えてサヴィーニョをIN。
88分クリスタルパレスから波状攻撃を受けていた中でクリアをサヴィーニョが回収。自陣ファイナルサードから独走してキーパーと一対一。交わしたところ倒されてPKの判定。
PKはハーランドが落ち着いて右に沈める。
91分ハーランド、オライリー、ベルナルドに代わり、マルムシュ、アイトヌーリ、ルイスがIN。

総評

3対0で勝利。
試合を通してクリスタルパレスの前プレと硬い守備に苦しめられましたが、個人の決定力でどうにか勝利を得ました。
ポゼッションはシティが62%と持ってはいましたが、シュート本数16本と撃ち込まれており、ゴール期待値もシティが1.19でクリスタルパレスが2.08と苦戦をしていたのが分かります。
今日はボールの収めどころが殆どなく仕掛けるのもシェルキのみだったので右からの攻撃は上手くいっていましたが、左はフォーデンが中に入っていたこともあり、前に誰もおらず攻撃らしい攻撃の形が無かったです。
クリスタルパレスのプラン通り試合が進んだ中で、勝てたのは大きいです。こういった試合に勝ち切ると優勝に近づくと感じます。
この試合でハーランドはプレミアリーグ17ゴール。得点ランキング1位は勿論ですが、1試合1ゴール以上決めている選手となりました。
サヴィーニョは短い出場時間でPKを獲得してアピールに成功しました。ドク不在の今、左の攻撃が滞っているので次の試合左ウイングでスタメンでもいいかもしれません。
マルムシュに関してはもう少し出場機会を得てもいいと思いますが、殆ど出場機会を得られないままアフリカネーションズリーグに合流することとなりました。冬辺り移籍しそうで怖いです。個人的には出ていかないで欲しいです。
マルムシュとアイトヌーリは1月4日ごろまで戻ってこれないので、その間オライリーとハーランドは怪我無く頑張って欲しいです。
次は木曜日にカラバオカップ。若手や出場機会が少ないメンバのために勝って準決勝にいって欲しいです。

採点

選手名MOM(3名選出)決定機逸キーパス評価内容
ハーランド7.51ゴール。難しい試合展開の中で少ないチャンスをものとした。2点目もハーランドの奪取から。
ラインデルス14ゴールに絡めたら評価は変わったが、惜しいシーンはあってもゴールまでは行きつかなかった。あまり良くはなかった。
ベルナルド51点目の起点となったが、疲労を感じたのもあり、普段よりロストが多かった。
フォーデン61ゴール。ゴールシーンはフォーデンらしさのでる素晴らしいものだったが、それ以外の所が最近の調子と比較すると物足りない。
シェルキ281アシスト。チャンスはいつもシェルキの所からだった。得点に絡むことが多く、フォーデンとの相性も良い。
ゴンザレス4クリスタルパレスのプレスに苦しめられ、自陣でボールを奪われることが何度かあり、らしくなかった。
ヌネス18.51アシスト。難しい試合展開の中のアシストはチームを助けた。守備面で大きなミスは無かった。
ディアス7.5無失点に貢献。1度相手に渡す酷いパスはあったが、それ以外は素晴らしい活躍だった。
グヴァルディオル8裏への対応に苦労はしたが、オライリーの裏まで良く対応していた。攻撃時も相手がマンツーマンでくる中、はがす動きを独力でこなしていた。
オライリー7.5今日はドクがいないこともあり攻撃時は大人しかった。守備面では良く対応できていた。
ドンナルンマ8難しい対応が多い中、ハイボール処理等上手くこなしていた。
サヴィーニョ8短い出場時間でPKを取得。勝利に貢献した。

スタッツ

ゴール被ゴールシュート被シュートポゼッションCKCKからの得点PK取得
3 0 7 14 63 2 サヴィーニョ

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