トピックス
- 前回は5節で対戦。1-1で引き分け。アウェイでのアーセナル戦。守備的な6-2-2の布陣で耐え、カウンターからハーランドのゴールで先制しましたが、終盤に追いつかれ1-1のドローとなりました。ポゼッション率は33%と過去最低水準を記録。68分からの5バック採用などペップらしくない守備的采配も見られましたが、劣勢の中で勝ち点1をもぎ取った形です。ドクや守備陣の奮闘が光る一方、逃げ切りに失敗した悔しさが残る一戦でした。
- ここ5試合のプレミアリーグだと4勝1敗と戦績は悪くないです。しかし、直近の試合だとボーンマスに敗北していることと、FA杯では2部のサウサンプトンに敗北するなど調子が良いとは言い難い状況です。
- ベルナルドが退団を発表。個人的な話だけをするとチャンピオンズリーグを優勝した右にベルナルド、左にグリーリッシュ、真ん中にデブライネがいた時が一番シティのサッカーが安定していた時期だと思っています。ベルナルドは点に多く絡む選手ではありませんでしたが、フィールド全体を走る体力と、囲まれても奪われないキープ力、そして何よりリバプールがプレミアリーグで優勝したシーズンの花道で一人だけ祝福しない気持ちの強さがあったと思っています。契約満了本当にお疲れさまでした。以下ベルナルドの偉業となります。
- プレミアリーグにおいて、ルイス・ボア・モルテを抜き、ポルトガル人選手として歴代最多の出場試合数(297試合)を記録しました。
- 2021-22シーズン(9月・10月・11月)、マンチェスター・シティの選手として初めて3カ月連続でクラブ月間最優秀選手に選ばれました。
- 国内3冠(トレブル)を達成した2018-19シーズン、スターリングやアグエロを抑えてクラブのシーズンMVPに選出されました。
- 通算出場試合数(451試合)は、かつてのレジェンドであるダビド・シルバ(436試合)を上回り、クラブの歴代トップ10に名を連ねる記録となりました。
- 現在シティでの9シーズンで、合計18個の主要タイトルを獲得しています。
- プレミアリーグ: 6回(2017-18, 18-19, 20-21, 21-22, 22-23, 23-24)
- UEFAチャンピオンズリーグ: 1回(2022-23)
- FAカップ: 2回(2019, 2023)
- EFLカップ(カラバオカップ): 5回
- FIFAクラブワールドカップ: 1回
- UEFAスーパーカップ: 1回
- 怪我人:グヴァルディオル(右脛骨骨折/今季終了)、ストーンズ(ふくらはぎ怪我/不明)、ディアス(ハムストリング怪我/残り2週間くらい?)
スタメン
CF:ハーランド
OMF:シェルキ
LWG:ドク
RWG:セメンヨ
DMF:ベルナルド
DMF:ロドリ
RB:ヌネス
CB:クサノフ
CB:グエイ
LB:オライリー
GK:ドンナルンマ
前半
16分ロドリの右ペナルティエリア内へのフィードはクリアにされますが、セカンドボールをヌネスが相手と重なったところから胸トラップでそのままシェルキにパス。右ファイナルサードでシェルキが中央突破で相手を一人はがして左枠にゴールを決める。
17分ヌネスがスローインをドンナルンマに投げる。ドンナルンマはトラップしてボールを蹴ったが、蹴ったボールがハヴァーツの足に当たりゴールが決まる。これはヌネスとドンナルンマが軽率でした。ヌネスはキーパーへの距離があったので無難に前に投げるべきでしたし、ドンナルンマは無理せずクリアすべきでした。
30分オライリーがエグイキープ。
前半終了。前半はアーセナルが前から激しくプレスに来ており、今の所ドンナルンマの失点のシーン以外は上手く個人の力で対応している。詰まったときはラフにハーランドめがけて蹴っていますが、ハーランドがガブリエル、サリバと1対1でまれに見るくらい激しくやりあっています。ここの戦いが凄く頂上決戦感があります。
セカンドボールが結構ルーズボールになっているので、この辺をセメンヨあたりが拾えたらいいんですが、今の所回収率があまり高くない印象。
シティは相手のプレスの中、ドクの所ではがせているのが大きいです。ドクとシェルキが攻撃面ではチームをけん引しています。
ロドリとベルナルドも相手のプレスをかいくぐりながら何度も顔を出して上手くボールの回収をしています。
守備は今のところ大きく崩されておらず全員が球際に集中して対処できています。グエイもセメンヨもプレスが速いので相手の時間を作らせずにやれています。
後半はこのままでいいですが、良い展開の中前半で点を決めきれなかったのが、後半にどう響くかが気になります。
こういう展開で勝ち切れなかったのを昨シーズン嫌というほど見ているので不安です。
後半
交代なしで開始。
59分グエイのミスからアーセナルがビックチャンス。1対1となるがドンナルンマが2度ビックセーブ失点を防ぐ。
60分にもポスト直撃のシュートをエゼに撃たれ、嫌な流れです。
65分ドンナルンマの良いスローインからオライリーがフリーで受けてファイナルサードまで運んで左に張っていたドクにパス。ドクはカットインしてペナルティエリア内前方までインナーラップしたオライリーに縦パス。受けたオライリーは中に折り返す。中にはロドリが走りこんでいましたが、相手に潰されます。しかし、後ろにいたハーランドがガブリエウに体を預けながら左足一閃、左枠にゴールを決めます。ドンナルンマのスローインからオライリーとドクとの関係性、ロドリのしっかり走ってからのつぶれ役、決める人が決めると良い一連のプレーでした。
最近ドクが仕掛けてからオライリーが中で受けるプレーをよく見ます。相性が良い様に見えます。オライリーはトラップ上手いですよね。結構速いボールでも上手く受けています。
67分ハーランドがガブリエウとの競り合いから相手エリア深い位置までボールを追ってやりあい、インナーを破られる。
83分ガブリエウのファールからハーランドとガブリエウがフェイスオフ。両チーム入り乱れる。ロドリがすぐガブリエウに向かうのも良かったですね。
85分シェルキに代えてフォーデンがIN。フォーデンは正念場。役割をこなせるか。
87分ロドリが右の内ももを抑えて倒れる。今日すごく良かったので心配。
88分ドクとロドリに代えてゴンザレスとサヴィーニョがIN。
96分セメンヨに代えてアケがIN。
総評
2-1で勝利。これで今季シティはアーセナルに2勝1分となった。
試合展開としてはカラバオと同じような展開でしたが、カラバオの時よりもアーセナルが前からよく来ていたと思います。
あと違うところでいうとエゼが良くて凄く嫌でした。エゼがミドルからポストに当てたシーンは打たれる前に入るシーンまで見えていたので、本当に助かりました。
セメンヨとヌネス、ドンナルンマには及第点以下といったところでしたが、ヌネスとドンナルンマはプレーがというよりは、1失点目のミスが良くなかっただけで他は良かったです。セメンヨは今日良いところなしでしたが。
ゴール期待値はシティが1.41でアーセナルが1.53とそこまで感覚との差異もない感じです。シティが2回、アーセナルがポストに2回とよくポストに当たる試合でした。
前半はシティでしたが、後半グエイのミス辺りからアーセナルペースとなりました。やはり前半の調子の良いところで決めきれていなかったのが後半の苦戦につながりました。
この試合の勝利で、シティは自力でアーセナルに勝ち点で並ぶことができます。あとはどちらかが落とさなきゃ得失点差次第での優勝となります。得点数を増やして欲しいです。
この試合唯一の不満としては、後半セメンヨが使い物にならなくなっていたのと、アディショナルタイムあたりくらいからハーランドも走れなくなっていたのでマルムシュ入れても良かったと思います。
今日の見どころ1:30分のオライリーの鬼キープ
今日の見どころ2:67分と83分のハーランドとガブリエウのやりあい
拾ったドンナルンマが観客にダイブしている動画:
Donnarumma in the crowd! pic.twitter.com/w7nkAjXGHB
— Sam Lee (@SamLee) April 19, 2026
採点
| 選手名 | MOM(3名選出) | 決定機逸 | キーパス | 評価 | 内容 |
|---|---|---|---|---|---|
| ハーランド | 2 | 8 | 1ゴール。試合を通してサリバとガブリエウと取っ組み合いしていた。ボールを受けることが多かったが、十分役割をこなした。 | ||
| シェルキ | 1 | 1 | 8 | 1ゴール。得点シーンはこれぞシェルキといったプレーでした。前半は凄い良かったが、後半は少し落ち着いた。 | |
| ドク | 2 | 8 | 特に前半はドクがいないと厳しいと思うシーンが何度もあった。ハイプレスへの受け口として何度も相手を翻弄した。 | ||
| セメンヨ | 2 | 5 | ミス以外の所で、この試合一番活躍できなかった。ドリブルやクロスを期待した中でほとんどが上手くいかなかった。もう少し早めに交代で良かったと思う。 | ||
| ベルナルド | 8 | 相手のハイプレスの中、何度もボールを受けた。ロドリとの関係性も良くダブルボランチにしてからコンディションが上がっている。 | |||
| ロドリ | 〇 | 1 | 9 | 2得点に絡む、ボール回収しまくる、ボール受けまくると化け物級の活躍。今シーズン一番調子が良さそうだった。怪我は心配。 | |
| ヌネス | 4 | 試合を通して守備面で良く対応していた。しかし失点シーンのスローインのせいで今日の試合を難しくした。 | |||
| クサノフ | 〇 | 1 | 1 | 8.5 | 安心して見ていられた。その一言に尽きるが、対人面で素晴らしく、相手のビルドをカットするシーンもあった。 |
| グエイ | 1 | 7.5 | 落ち着いたプレーで相手の攻撃の芽を潰し、守備を統率した。ロストのシーンだけ残念だった。 | ||
| オライリー | 〇 | 2 | 9 | 2つの決定機創出も勿論素晴らしいが、守備も負けておらず、最後まで攻守しっかりと走っていた。 | |
| ドンナルンマ | 5 | 失点シーンはトラップせずクリアすべきだった。それ以外は2点目の起点になったり、ビックセーブを2度したりと良い活躍だった。 |
スタッツ
| ゴール | 被ゴール | シュート | 被シュート | ポゼッション | CK | CKからの得点 | PK取得 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | 1 | 12 | 8 | 59 | 8 | ー | ー |
